ＪＡおやまは７月１９日、小山市の本店で、第２５回全農肉牛枝肉共励会の最優秀賞に輝いたＪＡおやま肥育牛部会の松本昭二さんの受賞報告会を開きました。
　共励会は、肉用牛肥育技術の確立と枝肉の品質向上などに資することを目的に、和牛去勢（２１４頭）、和牛牝（８８頭）、交雑種（３２頭）の３部門を審査。肉質などを競いました。
　松本さんは、一番出品頭数が多い和牛去勢の部で最優秀賞を受賞。ＪＡおやま肥育部会の部会員が全農肉牛枝肉共励会で最優秀賞に輝くのは２人目となりました。
　松本さんは「受賞はとてもうれしい。自分一人だけの力ではなく、家族や指導員、周りの協力があってこその受賞だ」と喜びを語りました。
　松本さんは、約３６頭を兼業しながら肥育しています。３年前には病気を患いながらも手を抜くことなく日々、牛に対して愛情をそそぎ肥育管理を徹底しています。
　渡邉文雄組合長は「ＪＡ管内から最優秀賞が選ばれることは非常にうれしい。今後も良い牛を育てられるように飼育技術面で協力ができるよう取り組みたい」と話しました。