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JA・組合員活動

高品質レタスへ 早期防除徹底を

2023.10.16

高品質レタスへ 早期防除徹底を

 JAおやまレタス部会は10月3日、東部集出荷所で秋レタス、サニーレタス目ぞろえ会を開きました。部会員ら約60人が参加し、販売情勢や出荷規格を確認しました。

 レタスは根本を持ち、下に垂れ下がった外葉は全て除去。土、砂、汚れなどをきれいに拭き取るこお。裂球、抽苔(ちゅうだい)、腐敗した物を除き、階級別に選別することを申し合わせました。

 今年は猛暑により、シロイチモジヨトウなどを中心にチョウ翅目害虫の多発しています。秋レタスの生育期は、夜温が高く降雨後は多湿で、根が弱り、軟弱な生育の場合、結球不良以外に軟腐病やべと病の発生が多くなります。栃木県下都賀農業振興事務所は「害虫は早期発見・早期防除を心がけること。生育ステージに合わせて対策をしてほしい」と呼びかけました。

 前田幸秀部会長は「猛暑により害虫が多発している。今後も防虫防除を徹底して、高品質なレタスを出荷しよう」と話しました。

 同部会は84人が「エクセル」「ラプトル」などを約36ヘクタールで栽培し、約1200トンの出荷を見込みます。10月中・下旬にピークを迎え、12月上旬まで県内や京浜方面に出荷します。