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JA・組合員活動
レタス規格を確認 病害予防で良品を
2024.03.11
JAおやまレタス部会は3月4日、東部集出荷所で2024年産春レタス・サニーレタスの目ぞろえ会を開きました。生産者らが参加し、出荷要領や規格を確認しました。
目ぞろえ会ではレタスを等級ごとに並べて手に取り、規格を確認しました。土、砂などの汚れをきれいに取り、裂球、抽苔(ちゅうだい)、腐敗などの球を除いて商品価値のあるものを出荷することなどを申し合わせました。
栃木県下都賀農業振興事務所は、春レタスの栽培管理の注意点を説明。長期・短期の気象予報に留意して、排水対策や気温に合わせた換気・保温管理を徹底するよう呼びかけました。トンネル内の湿度の上昇が懸念されるため、換気で除湿し、病害の予防的な薬剤散布が高品質な栽培につながる周知しました。
前田幸秀部会長は「暖冬の影響で生育が1週間から10日間ほど早い。品質格差がないよう、しっかり規格を合わせて出荷しよう。資材高騰など生産者は厳しい状況下での生産に努めていることを理解し、適切な価格設定をお願いしたい」と呼びかけました。
JA営農経済部の山崎輝明部長は「暖冬の影響で生育が早く、2月末時点で例年より多く出荷されている。資材や燃油の高騰で生産者の負担は大きい。生産者に還元できるよう販売強化に努めるので、高品質なJAおやま産のレタスを出荷してほしい」と話しました。
部会は79人が「トリガー」「クールガイ」「ステディ」などを約43ヘクタールで栽培し、5月まで京浜市場に出荷します。