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JA・組合員活動

ホウレンソウ 品種特性学ぶ

2024.06.20

ホウレンソウ 品種特性学ぶ

 JAおやまほうれん草部会は6月12日、北部集出荷所で2024年産ホウレンソウ栽培講習会を開いた。部会員ら合わせて約40人が参加しました。

 種苗会社3社が、各品種の特性や栽培の要点を解説。作業性の良さ、収量が見込まれること、根の張り方が強く固い圃場(ほじょう)で栽培できるなど、生産者に合った品種があると伝えました。

 昨年度は播種(はしゅ)や生育の時期に気温が高くホウレンソウを作りにくい環境で、収穫が2、3週間早まり栽培に苦労しました。

 今回は収穫に追われて取り遅れても抽苔しにくい品種なども紹介し、安定出荷に向けて学びました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の内橋華苗主任は、天候や気温に合わせた栽培管理、病害虫の対策を紹介しました。

 有野一良部会長は「昨年は猛暑による害虫害や生育不良で苦労した。今年も猛暑が予想される。生産者にとってホウレンソウは冬場の大切な収入源なので、良い成績を収められるよう有意義な会にしよう」と話しました。