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JA・組合員活動

大麦種子の検査始まる

2024.07.08

大麦種子の検査始まる

 JAおやま豊田ビール大麦採種部会は6月下旬、県内トップを切って種子用ビール大麦の検査を始めました。旧豊田支店倉庫に生産者ら24人が参加。初日は、4人の品種「ニューサチホゴールデン」約1031袋(1袋25キロ)を検査しました。7月上旬までの6日間で約9880袋、247トンを検査する見込み。

 生産者は、刈り取り前に県農業振興事務所による2回の圃場(ほじょう)確認会を経て、万全の状態で検査を受けます。

 刈り取って乾燥、調製した種子を検査員2人が確認。全ての種子袋の上部と下部から殻刺し棒でサンプルの種子を取り、カルトンに入れて粒ぞろえや粒張りを調べた。整粒や未熟粒、被害粒を確かめて格付けしました。

 大島三千男部会長は「半年間の生産管理から、無事に最終段階の検査の日を迎えられてうれしい。全量合格になることを願う」と話しました。

 種子用ビール大麦は、29人が76ヘクタールで栽培します。合格した種子用ビール大麦は、来年度の種子として主に県内に出荷します。