ＪＡおやまブロッコリー部会は６月２０日、管内２カ所で２０２４年産秋冬ブロッコリーの栽培講習会を開きました。部会員ら４９人が参加し、栃木県下都賀農業振興事務所や種苗会社の関係者から、栽培に関する情報や要点を聞きました。

　野木町の野木集出荷所と、下野市の北部集出荷所で実施しました。同事務所の内橋華苗主任は、排水性のよい圃場（ほじょう）を選定し、しっかり排水対策をするよう呼びかけました。

　ホウ素欠乏が発生しやすいため、ホウ素を含む微量要素資材の投入を促しました。窒素過多は花蕾（からい）の生理障害などを誘発するため、土壌診断で圃場に適した施肥などの要点を説明しました。

　部会は、生産者９６人が品種「サマードーム」「おはよう」などを約３９．６ヘクタールで栽培。１０～１２月に県内や京浜地方に出荷します。