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JA・組合員活動

特栽米生井っ子 病害虫防除促す

2024.07.22

特栽米生井っ子 病害虫防除促す

 JAおやま耕種部会生井地区と生井っ子プロジェクトは7月5日、小山市生井地区の圃場(ほじょう)4カ所で、一般米と特別栽培米「生井っ子」の現地検討会を開きました。

 生産者ら約20人が参加し、生育状況や管理のポイントを確認。病害虫防除の徹底を申し合わせました。

 「生井っ子」を生産する同プロジェクトは2004年、地域農業の発展を図ろうと発足。一般栽培米との差別化のため、化学肥料と化学合成農薬の使用回数を慣行栽培の50%以下で育てます。

 検討会で栃木県下都賀農業振興事務所の仲田聡副主幹は「5月上旬に移植した水稲は7月22日ごろに出穂と予想される。出穂前の水管理や斑点米カメムシ対策を徹底してほしい」と呼びかけました。

 具体策として、本田内の除草と水田周辺の草刈りをして発生しにくい環境を整えることを挙げました。出穂以降に斑点米カメムシ類が確認される圃場は、薬剤防除を徹底するよう促しました。

 耕種部会生井地区の川俣真男部会長は「しっかり圃場を観察して適切に管理しよう」と話しました。