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JA・組合員活動

秋レタス講習 排水対策促す

2024.07.22

秋レタス講習 排水対策促す

 JAおやまレタス部会は7月10日、東部選果場と北部集出荷所で、2024年産秋レタスの栽培講習会を開きました。種苗会社が、初期の生育管理の重要性と各品種の特性、栽培実績、病害虫防除について説明しました。

 生産者、種苗会社、栃木県下都賀農業振興事務所などから30人が参加しました。

 秋レタスは寒暖の差が大きい時期に栽培するため、管理が非常に難しい。ツルタのタネの森井雅彦課長は、播種(はしゅ)から収穫までの積算温度が生育を左右し、収穫量にも影響すると解説。排水対策の徹底、バランスの良い土づくり、収穫間際から発生しやすいべと病などの病害虫防除について伝えました。レタスの変形球対策などの要点も学びました。

 同事務所の担当者は「酷暑の育苗・定植から始まり、秋雨・多風の時期を経過して厳寒期まで続く。乾燥や排水対策など気象の変化に備えてほしい」と呼びかけました。

 前田幸秀部会長は「猛暑で栽培管理が年々難しくなっている。今後の栽培管理に講習会を役立ててほしい」と話しました。

 同部会は、生産者79人が秋レタスを栽培しています。県内や京浜方面に出荷し、市場から高い評価を得ています。