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JA・組合員活動

初動対応を確認 栃木県下都賀農振事務所など

2024.07.30

初動対応を確認 栃木県下都賀農振事務所など

 栃木県下都賀農業振興事務所や県南家畜保健衛生所、下都賀地方農業振興協議会は7月18日、小山市の旧豊田北小学校の体育館で、豚熱や高病原性鳥インフルエンザといった特定家畜伝染病の防疫演習を開きました。県や管内の市町、共済組合などのから約50人が参加しました。

 関係機関・団体が緊密に連携して迅速、的確な初動対応ができるよう、初動段階の情報伝達や殺処分、消毒の流れを確認しました。

 演習は、市内の農場で鶏が大量に死ぬ異常が確認されたことを想定し、参加者が初動対応の手順を確認。防疫の拠点や消毒ポイントを再現し、防護服やゴーグルなどの着脱方法を学びました。ウイルスを広げないための車両の消毒方法も確かめました。

 同振興事務所の藤沼良彰所長は「特定家畜伝染病を発生させないようにし、発生した場合は迅速かつ適切に対応したい」と話しました。

 県内では2月に栃木市、5月に那須塩原市で豚熱の発生が確認されました。