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JA・組合員活動
若手が初の意見交換 互いの悩みを共有
2024.09.09
JAおやまいちご部会は9月4日、西部集出荷所で若手生産者の情報交換会を初めて開きました。新規就農者と、2022年度の栃木県農業士に選ばれ、新規就農者の育成も手がけている同部会の田波哲也さんや担当者と情報交換しました。部会員、栃木県下都賀振興事務所、関係者ら11人が参加しました。
若手生産者の栽培状況や管理方法、悩みなどに対して、田波さんや同事務所の佐藤隆二主査が回答しました。若手生産者同士が相互に意見を交わすなど、情報共有の場となりました。
「親株から発生するランナーの育成をうまくやりたい」「かん水のタイミングはどのようにしているか」「暑熱対策の時期や方法は」などたくさんの質問が出ました。
参加者は情報交換会について「悩みを共有できた」「他者の栽培方法などを聞けてよかった」などと話しました。
JAは、2022年4月に地域農業の発展や農業の子後継者育成などを目的に新規就農塾推進協議会を設立。同事務所の他、小山市・下野市・野木町の各行政と農業委員会、JAが会員となり、新規就農者の募集や研修会などを実施。2023年度には第1期生としてイチゴ生産者の板橋恵実さんを誕生させました。
今後も同部会は若手生産者の情報交換の場を本年度内に設け、情報の共有や技術向上に努めます。