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JA・組合員活動
レタス適期収穫を 若どりを推奨
2024.10.15
JAおやまレタス部会は10月4日、東部選果場で秋レタス、サニーレタスの目ぞろえ会を開きました。レタスは①根本を上に持ち、下に垂れ下がった外葉は全部除去し、根の付け根より切って、土や砂、汚れなどを拭き取る②裂球、抽台、腐敗した物を除き、階級別に選別する-などを申し合わせました。
部会員ら約60人が参加し、販売情勢や出荷規格を確認しました。
今年は、高温・干ばつの影響を考慮して全体的に播種(はしゅ)時期を遅らせる生産者が増えたものの、高温傾向が続いたため栽培に苦労しました。ゲリラ雷雨も多く、圃場(ほじょう)の準備遅れや定植遅れが見られ、根腐れや軟腐病などの発生が懸念され、シロイチモジヨトウなどのチョウ目害虫が多発しています。
栃木県下都賀農業振興事務所は「高温期はレタスの生育が早く、とう立ちする危険性が高いため、取り遅れにならないよう注意してほしい」と促しました。
市場関係者は「JAおやまは若どりを推奨していることを強みとして意識し、最後まで高品質なレタスを出荷してほしい」と呼びかけました。
前田幸秀部会長は「定植時期などのゲリラ豪雨の影響で栽培に苦労したと思う。今後も気象予報などの状況を確認しながら管理や収穫を進めてほしい」と話しました。
同部会は79人が「エクセル」「ラプトル」などを約40ヘクタールで栽培し、約1200トンの出荷を見込みます。10月中・下旬にピークを迎え、12月上旬まで県内や京浜方面に出荷します。