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JA・組合員活動
ブロッコリー目ぞろえ 防除徹底を確認
2024.11.05
JAおやまブロッコリー部会は10月17日、東部選果場と北部集出荷所で、秋冬ブロッコリーの目ぞろえ会を開きました。東部会場では40人、北部会場では25人の部会員や市場関係者らが参加しました。等級ごとにブロッコリーを並べて、販売情勢や出荷規格・要領を確認しました。
目ぞろえ会では①圃場(ほじょう)の生育状況を小まめに確認し、収穫適期を見逃さないようにする②切り口は水平に切り、土・砂・汚れなどをきれいに拭き取る③箱内の大きさを平均的にそろえて箱詰めする-などを申し合わせました。
今年は高温や台風・ゲリラ豪雨により、厳しい環境下での圃場準備、定植となりました。定植後も水はけが悪い箇所では軟腐病や黒腐病、黒すす病などが確認され、生育のばらつきも散見され、ハスモンヨトウなどの害虫も多発しています。今後も平年より高温が予想されるため、圃場を小まめに確認して取り遅れに注意し、病害虫防除の徹底するよう担当者が呼びかけました。
舘野延男部会長は「いま一度、規格・要領をしっかり守り、高品質のブロッコリー生産に努めよう」と話しました。
部会は93人が約39.5ヘクタールを栽培します。品種は「おはよう」「SK9-099」「こんにちは」など。出荷は10~12月の予定で、県内・京浜地方に約390トンを出荷します。