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JA・組合員活動
かんぴょう最高値1キロ4004円 入札会
2024.11.11
JAおやまは10月25日、下野市のJA北部営農支援センターで、2024年産かんぴょうの入札会を開きました。生産者や県干瓢(かんぴょう)商業協同組合の関係者ら30人が参加しました。最高値は1キロ4004円でした。
入札会には、生産者4人が約3.5トンを出荷しました。入札は15社が参加し、①種などの混入がない②真っ白③薄むき④短いものが紛れていない-などの観点から出荷品を点検して、入札価格を検討しました。入札は、集荷量で数回に分けて行い、1回ごとに落札者を発表しました。
かんぴょう部会の近藤隆部会長は「猛暑の中での栽培、収穫となったが作柄は良く、高品質なかんぴょうの出荷ができた。生産者の高齢化や猛暑の中での栽培などの影響で年々、減少傾向だが、かんぴょうの文化・振興のためにも高値で販売されることを期待する」と話しました。
JAの渡邉文雄組合長は「かんぴょうは下野市に伝来して約300年の長い歴史があり、栃木県産のかんぴょうは希少で大切な農産物。たくさんの人にかんぴょうの良さ、おいしさを知ってもらいたい」とあいさつしました。
かんぴょうは国内産の約97%が栃木県産で、同市の生産量が最も多い。