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JA・組合員活動
トマト園地巡回 除湿対策徹底を
2024.11.27
JAおやま東部トマト部会は11月22日、小山市で2025年産トマトの現地検討会を開きました。部会員や栃木県下都賀振興事務所など約20人が、園地2ヵ所を巡回。生育状況や防除対策、品種に合わせた栽培管理などの情報を交換しました。
高温の影響などで異常茎(めがね)の発生が多く、品種「カレン」でも軽い症状が散見されました。着果不良が見られ、果実は全体的に小玉傾向で、チャック・窓あき果や裂皮・裂果が多く、頂裂型果(でべそ型)や尻腐れ果も散見されています。
今後の管理として①生育・草勢を見ながら、またハウス内の環境を計測、把握し、気象条件と合わせながら適正な管理をする②追肥過多・多水分になると、頂裂型果が発生しやすいため、十分注意する③暖房機の稼働回数が少ないうちは、多湿や果実などへの結露による病害やザラ玉発生の危険性が高まるため、除湿対策や薬剤の予防散布を徹底する-などを呼びかけました。