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JA・組合員活動

ドローンで 追肥を実演

2021.08.10

ドローンで 追肥を実演

 JAおやま耕種部会は7月30日、西部地区管内の圃場(ほじょう)で水稲の現地検討会と農業用ドローン(小型無人飛行機)で追肥実演を行いました。部会員や関係者ら34人が参加しました。

 栃木県下都賀農業振興事務所が、今後の気象経過や生育状況について説明。今後の管理として①水管理②穂肥の施用③いもち病や斑点米カメムシ類、イネ縞葉枯(しまはがれ)病など病害虫の防除④高温登熟対策⑤刈り取り時期-など注意を促しました。

 ドローンの実演会では、農薬散布資格持つ農薬メーカーが農業用ドローンを操作して航空防除を行いました。

 農業者の高齢化に伴い、薬剤散布は重労働となっています。労働の削減やまきムラ、重複をなくし、経費を削減して効率的に作業を行うことが目的です。

 農業用ドローンは、農薬散布や圃場管理など多岐にわたり活用できると注目を集めています。JA管内でも米麦圃場の防除作業に無人ヘリを活用し、労力負担軽減を行っています。

 川俣真男部会長は「ドローン実演などいつもと違った形での現地検討会ではあるが、現状を確認するとともに、今後の管理に生かしてほしい」と話しました。

 同部会は、生産者が167人。講習会や現地検討会を通して、栽培管理の情報を共有して、米分析を行うなど良質米生産に力を入れています。