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JA・組合員活動

女性会 地域に貢献 シトラスリボン作る コロナ拡大防止へ

2020.10.29

女性会 地域に貢献 シトラスリボン作る コロナ拡大防止へ

 JAおやまの女性会野木支部は10月9日、野木町の同JA野木支店でシトラスリボンプロジェクトに協力しました。女性会員や野木町社会福祉協議会の職員ら約30名が参加。同協議会がシトラスリボンの結び方を指導し、約300個を制作しました。

 シトラスリボンプロジェクトは、コロナ禍で生まれた差別や偏見を耳にした愛媛の有志が作ったプロジェクト。愛媛特産のかんきつ類にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身に着けて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動です。

 栃木県でも多くの県民が同プロジェクトに賛同し、野木町の社会福祉協議会が他団体からの協力を検討していたところ、地域に根差し活動する女性会野木支部に声が掛かり、シトラスリボンの制作をすることとなりました。

 シトラスリボンは、三つの輪で「地域」と「家族」と「職場(もしくは学校)」を表現している。安心して新型コロナウイルスの検査を受けることができ、感染拡大防止につながる社会とするため、「ただいま」「おかえり」と言い合えるまちを目指しています。

 針谷千枝子支部長は「コロナ禍で活動自粛中であったが、その中で協力できることがあることはありがたい。細かい作業になるが焦らず、急がず、一つ一つ丁寧に制作していこう」とあいさつしました。 

 制作したシトラスリボンは、12月に小・中学生に配布する予定だ。今後もシトラスリボンを制作を継続し、暮らしやすいまちをめざし活動をしていきます。