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JA・組合員活動

高品質1ケースでも多く

2020.10.09

高品質1ケースでも多く

 JAおやまレタス部会は10月2日、JA東部集出荷所で秋レタス、サニーレタスの目ぞろえ会を行いました。生産者、市場関係者ら約50人が参加し、販売情勢や出荷規格を確認しました。

 市場関係者は「おやま産レタスは近隣の産地と比べても評価が高い。今後も規格を守った出荷をお願いしたい」と呼び掛けました。

 収穫したレタスは、根元を持ち、下に垂れ下がった外葉は全部除去し、土、砂、汚れなどをきれいに拭き取ります。裂球、抽苔(ちゅうだい)、腐敗したものなどを除き、商品価値のあるものを階級別に選別することなどを申し合わせました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の坂本敏雄副主幹は「今後の台風などの情報を的確に捉え、排水対策を徹底してほしい。また、腐敗病やべと病、ハスモンヨトウなどの病気や病害虫の多発が懸念されることから、複数の病気に効果がある薬剤をうまく使用して防除に努めよう」と呼び掛けました。

 関敦部会長は「今年は猛暑の影響が心配されたが大きな影響もなく順調に生育している。1ケースでも多くの出荷を目指そう。市場から好評価をいただいていることに甘んじず、高品質のレタス作りに努めて、良い結果につながるよう部会一丸で頑張ろう」と意気込みを話しました。

 JAの岸均営農部長は「有利販売につなげるために高品質なレタスを1㌜でも多く出荷してほしい」と話しました。

 同部会では、生産者98人が「エクセル」「ラプトル」などの品種を50㌶栽培しており、1,500トンの出荷を見込んでいます。9月下旬から始まった出荷は今月中旬にピークを迎え、12月上旬まで県内をはじめ、主に京浜方面へ送られます。