ＪＡおやま花卉（かき）園芸組合トルコギキョウ部会は１０月１４日、栃木市、小山市の２ヶ所の圃場（ほじょう）で現地検討会を開きました。部会員、関係者ら５人が参加し、生産について意見交換しました。

　同組合は、同ＪＡ管内と近隣市町（栃木市、壬生町、鹿沼市）在住の花き生産者２６人で構成。菊、カーネーション、バラ、トルコギキョウ、切花の５つの生産部会からなります。

　栃木県下都賀農業振興事務所の寺内信秀係長は①春から秋の多湿条件下で発病が多くなる斑点病に注意し予防する②カルシウム欠乏症が原因の葉先枯れ対策を徹底する③シロイチモジヨトウが多発しているため適切な薬剤防除をする－など今後のポイントを説明しました。　

　同組合は、消費者のニーズに応えられる産地を目指し、定期的に現地検討会や市場視察を実施します。美しい花を最高の状態で消費者に届けるため、バケット輸送や予冷庫での鮮度維持に取り組んでいます。