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JA・組合員活動
「夢あおば」生育順調 管理要点を共有
2024.08.19
JAおやま耕種部会は7月26日、飼料用米多収品種「夢あおば」の展示圃場(ほじょう)3カ所で現地検討会を開きました。普通植・水稲生育診断圃場の生育は、7月19日の時点で順調に進んでいます。気温が高く、株間の湿度も高い場合は、紋枯病が発生しやくなり、収穫量が低下するため、本田防除を徹底するよう呼びかけました。生産者や関係者ら20人が参加しました。
「夢あおば」は10アール当たりの収量が多く、縞葉枯(しまはがれ)病に抵抗性があり、倒伏にも強いため収量増加が見込まれます。
栃木県下都賀農業振興事務所の仲田聡副主幹が生育状況などを説明しました。今後のポイントとして、出穂期は最も水を必要とするため、水不足にならないように水管理をするよう注意喚起。不稔(ふねん)による減収、斑点米の原因となるイネカメムシの発生が散見されるため、防除を呼びかけました。
出穂期から穂ぞろい期の葉色が淡い場合は、速効性の窒素肥料で追肥を行うよう促しました。