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JA・組合員活動

カボチャ選別を確認 規格外は加工用に

2023.07.18

カボチャ選別を確認 規格外は加工用に

 JAおやまかぼちゃ部会は6月27日、東部集出荷所で2023年産カボチャの目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者ら17人が出席。販売情勢や出荷規格を確認しました。
 生産者が持ち寄ったカボチャの熟度や表面の傷などを確認。汚れを拭き取り、切り口を乾かすことなどを申し合わせました。箱詰めでは選別基準を守り、階級ごとに玉の大きさをそろえることを確認しました。
 同部会は、日焼けや傷などで規格から外れたものを加工用として出荷しています。
 市場関係者は「JAおやま産のカボチャは県内主力産地として位置付けている。国内産の引き合いは強いため情報を密に取り、販売をしていきたい」と話しました。
 栃木県下都賀農業振興事務所の内橋華苗主任は①草勢の維持のため追肥をし、健全な葉を確保することや、着色を良くして病害虫を防ぎ、果実品質を高めるため果実マットを敷くことを促しました。
 また、収穫は、果皮につやがなくなり硬く、果梗がコルク状になって亀裂が縦・横にしっかり生じてからするなど、今後の管理のポイントを説明しました。
 中村寛部会長は「いよいよ最盛期を迎える。規格を守り高品質なカボチャを出荷していこう」と呼びかけました。
 JA管内では生産者30人が「ほっこり133」「イーティー」などを約10ヘクタールで栽培。県内、京浜方面を中心に、6月中旬から8月上旬まで出荷が続きます。