小山花卉（かき）園芸組合カーネーション部会は４月１０日、西部集出荷所でカーネーションの出荷目ぞろえ会を開きました。生育はおおむね良好。生産者４人が参加し、箱詰めされた２６品種の現物で、切り前や長さ、太さなどの出荷規格を確認しました。
　ＪＡ担当職員が開花具合や色目、箱詰め方法など出荷項目を説明。販売状況や、５月１４日の「母の日」に向けて市場に好まれる花の状況を報告しました。頂花の開き具合をそろえ。箱に当らないように箱詰めします。
　母の日には主に赤色の「フォルテ」、ピンクの「モモカ」「ピンクモンテズマ」の需要が高まります。
　部会員らは「長さや重さなどを確認して高品質で出荷する」「消費者のニーズに合わせた出荷を目指す」ことを意識統一し、「母の日」の出荷ピークに向けて意気込みます。
　部会は生産者４人が２９品種を０．４ヘクタールで生産。現地検討会や目ぞろえ会などを通じ、部会員の全員の品質を高めています。
　県内や東京方面に出荷し、出荷は６月まで続きます。