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JA・組合員活動
キュウリ防除徹底を 最盛に向け現地検討
2023.06.12
JAおやま南部きゅうり部会は6月6日、出荷最盛期に向けて小山市の3ヵ所の圃場(ほじょう)で現地検討会を行いました。生産者、種苗会社、県下都賀農業振興事務所の関係者ら約15人が参加し、生育状況などを確認しました。
栃木県下都賀農業振興事務所と種苗会社が栽培管理を指導。炭疽(たんそ)病は降雨が続き、窒素肥料が過剰だと発生が助長されるため、圃場内の水はけを良くし、マルチや敷き藁で泥水の跳ね返りを防止するよう伝えました。
また、斑点細菌病は発病前から治療剤も織り交ぜてローテーション散布することや、褐斑病は窒素過多、肥切れで発生しやすくなるため、適正な肥培管理をして老化した葉、発病が認められる葉は取り除き、圃場外で処分するよう促しました。
下都賀農業振興事務所の須藤隆太技師は「夏までにエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、平年よりも早い梅雨入りが予想される。多湿条件で発生しやすい病害虫に注意して、防除を徹底してほしい」と話しました。