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JA・組合員活動
トウモロコシ 収穫できたよ 児童が農家見学
2021.07.01
小山市犬塚の森田恵介さん(77)、洋子さん(72)夫妻は、毎年、小山市立大谷北小学校の児童の農家見学を受け入れています。森田さんは見学を通じ、児童に農業の楽しさや旬の食の喜びを伝えています。
今年は、6月17日に同校の3年生120人が新型コロナウイルスの影響を考慮し、2グループに分かれて訪れました。
はじめに洋子さんが納屋で森田さんの圃場(ほじょう)で取れたトウモロコシやキュウリ、ニンニク、サツマイモなどを並べ、旬の野菜のおいしさや野菜の花、野菜を作る過程などを伝えました。また、米、玄米、もち米、ぬかなども並べ、米ができるまでに多大な労力を要することなどを説明しました。
児童は熱心に耳を傾け、「野菜は何種類作っているのか」「農業はいつから始めたのか」「水はどれくらいあげるの」など、たくさんの質問が児童から寄せられ、丁寧に洋子さんは答えました。
圃場では、恵介さんの指導でトウモロコシ「ゴールドラッシュ」の収穫を体験。児童は慣れない手付きで楽しく作業に取り組み、一人2本ずつ土産として持ち帰りました。
同校の齋藤彩羽(いろは)さん(8)は「収穫はちょっと難しかったけど楽しかった。早く焼いて食べたい」と話しました。
森田さん夫妻は「スーパーなどで一年中野菜は手に入るけど旬というものがあること。その野菜は農家さんが丹精込めて作っていることを肌で感じてほしい。手間や愛情があることを伝えたい」と笑顔で話しました。