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JA・組合員活動

トマト管理徹底を めがね症状注意

2022.10.11

トマト管理徹底を めがね症状注意

 JAおやま東部トマト部会は9月28日、小山市で2023年産トマトの現地検討会を開きました。2ヵ所の圃場(ほじょう)にある2品種を、部会員や県下都賀農業振興事務所などの関係者ら約30人で巡回しました。

 生産者は、トマトと病害虫の発生状況などを確認しました。めがね症状(異常茎)などの発生が見られ、今後の防除対策や品種に合わせた栽培管理を徹底することで、安定出荷を目指します。

 農業振興事務所の担当者は、管内の成育状況で、8月中旬~9月上旬は曇雨天の影響で土壌水分が多く、草勢の強い圃場が見られたことを報告。今後、めがね症状などが発生する恐れがあり、すすかび病の増加も懸念されるとしました。

 管理については①適度な遮光②草勢維持③黄化葉巻病、黄化病、コナジラミ類の防除④めがね症状やチップバーンの発生を抑える⑤台風などの強風や多量の雨水に備える-ことなども説明しました。

 部会は63人が約20ヘクタールでトマトを栽培。品種は「カレン」「麗容」「麗妃」など。出荷は10月から2023年7月までで、約2,900トンを京浜、東北方面に出荷する予定です。