小山花卉（かき）園芸組合バラ部会は１２月２日、壬生、国分寺の４ヵ所の圃場（ほじょう）で２０２１年度初めて現地検討会を開きました。部会員、関係者ら１２人が参加。生育・管理状況を把握し、今後の栽培について意見交換しました。

　生産者らは「これから乾燥などの影響が出る時期。水管理を確実にすることが大切」「少しの温度差で生育の違いがある。小まめな温度管理が必要」など各圃場の状況を把握し、情報交換をしました。

　田辺正剛部会長は「最盛期に向けてもう一度、目合わせなどしっかり行い、組合のブランドとして高品質なバラを一丸となって出荷しよう」と述べました。

　同部会は、１０人の生産者が約４５品種のバラを約１．８ヘクタール栽培し、主に京浜方面に出荷しています。