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JA・組合員活動
ビール大麦収穫進む
2023.05.31
JAおやま管内で、ビール大麦の刈り取りが進んでいます。共同乾燥施設は5月中旬から稼働。無事収穫を迎え、生産者は作業に追われています。
JA管内は、県内のビール大麦の県内主力産地。585人が「ニューサチホゴールデン」を約1513ヘクタールで栽培し、本年度は約5400トンの出荷が見込みます。
ビール大麦は適期の収穫が重要になります。適期は粒殻水分が25%以下になる成熟期後3~5日。8割の穂首が90度以上曲がると収穫の目安となります。
収穫適期外は殻粒の水分が多く、脱穀・乾燥作業時に胚芽を傷め、発芽率が低下してしまいます。
約4ヘクタールで栽培する小山市生井地区の農事組合法人カミナマイの圃場(ほじょう)では、5月24日に収穫適期を迎え、作業が行われました。同法人はビール大麦や小麦、水稲栽培などの生産性を高め、耕作放棄地の解消など地域の担い手として活躍します。
同法人理事の澤留省治さんは「今年も高品質で刈り取りすることができた。多くの人に小山のビール大麦で作られたおいしいビールを飲んでほしい」と話しました。