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フードバンクに特栽米「生井っ子」

2023.11.27

フードバンクに特栽米「生井っ子」

 小山市生井地区の農家が「フードバンク道の駅思川」に、同地区で取れた米34袋(合計約1トン)を提供しました。11月20日に「生井っ子プロジェクト」の池貝孝雄会長と川俣真男副会長が同市の道の駅思川評定館を訪れ、浅野正富市長に目録を手渡しました。今回で3回目となります。

 提供した米は、特別栽培米「生井っ子」。食味評価が高く、冷めてもおいしいと好評を得ています。フードバンク道の駅思川は、寄付された米をNPO法人や生活困窮者などに提供します。

 プロジェクトは、地域農業の発展を図るため2004年に設立。食の安全性が重視される中で、国のガイドラインに基づく特別栽培米として20戸が特別栽培米「生井っ子」を約30ヘクタールで栽培。化学肥料と化学合成農薬の使用回数を慣行栽培の50%以下で栽培しています。

 池貝会長は「満足にご飯を食べられない子どもたちにも、お腹いっぱいに食べて幸せになってくれたらうれしい」と話しました。

 浅野市長は「フードバンクの協力に感謝する。地元でおいしいお米が栽培されていることを子どもたちに知ってもらい、食を楽しんでもらいたい」と謝意を述べますた。