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JA・組合員活動

二人三脚、農業に奮闘

2020.02.19

二人三脚、農業に奮闘

 3年前まで北軽井沢に在住していた神田賢二(55)さん、幸恵(55)さん夫妻。4人の子宝に恵まれ、仕事と子育てに奮闘する毎日でした。しかし、父親の勧めにより、今までの仕事とは全く別の土地に移り住み、そして就農。妻の幸恵さんも農業をスタートし、現在はキウイフルーツ、ネギ、ニンジン、米を栽培している。JAおやまのキウイフルーツ部会にも加入しています。

 就農1年目は、父親と作業し、様子を見て学び、栽培知識を身に付ける努力を重ねました。賢二さんは「今も手探りでの農業だ」と語る。農作は、天候に大きく左右され、思い通りにいかない。防除や施肥など、さまざまな管理に注意を払っても、天候によって生育状況は異なり、思うようにいくときばかりではありません。

 試行錯誤の日々だが、無駄をなくして、より良い仕事を目指すことが2人の目標です。若い世代が農業にやりがいと誇りを持てるように、技術を確立したいと話し、高品質な農作物の生産と農業経営の効率化を考えています。

 また、日々の農作業に追われることなくのんびり過ごせるようになることも目標だとお二人は語ります。何に対しても余裕があることが生活を豊かにするのかもしれません。「いつも一緒にいて、何でも話している」と笑顔で話す幸恵さん。神田さん夫婦は、2人で少しずつステップアップして歩んでいます。