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JA・組合員活動
地域の心丸~く 緑のコキア癒やしに
2021.08.10
JAおやま管内の小山市豊田地区で丸々と育った緑色のコキアが地域の人々を和ませています。「コキア」は「ほうき草」とも呼ばれ、西アジア、中央アジア原産の一年草で、こんもりとした丸い形が特徴です。
「飾り馬の里」の清水一男会長と秋元和重副会長は、国の多面的機能支払交付金を活用し、小薬の遊休農地約2000平方メートルにコキアを植栽し、地域住民に目で楽しんでもらえるよう「飾り馬の里」のメンバーと共に農地の景観維持に取り組んでいます。
「飾り馬の里」は、豊田地区の12自治会で構成し、毎年3月には「飾り馬」が練り歩く伝統行事を実施しています。
コキアは、5月に約750株を植え、8月2日時点で、100~150センチほどに育っています。小学生などが通る道に面しているコキア畑を昨年、地域住民に安全を提供したいとの思いで「飾り馬の里」の役員や住民が協力し、整備しました。
清水会長は「コロナ禍で皆、癒やしを求めている。地域住民の安全と共に農地の景観維持につながればうれしい」と話しました。
秋元副会長は「地域の人と共に地域に根差した活動ができることは大切だ」と笑顔を見せました。
コキアは気温が低くなると緑色の葉が赤く色づき、秋の紅葉を迎える10月末ごろまで楽しめます。
場所はJR両毛線思川駅から北1.3キロ、県道小山都賀線沿いの東側(若駒酒造の西側)の畑。