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JA・組合員活動

害虫防除徹底を 現地検討会 花蕾や栽培管理を確認

2023.10.23

害虫防除徹底を 現地検討会 花蕾や栽培管理を確認

 JAおやまブロッコリー部会は10月11日、北部・西部管内と東部・野木管内で、秋冬ブロッコリーの現地検討会を開きました。

 北部・西部地区管内では、部会員や県下都賀農業振興事務所、種苗会社、JA担当者ら15人が参加しました。品種名や定植日が書かれた圃場(ほじょう)概要を片手に、花蕾(からい)の大きさや栽培管理などを確認しました。

 同農業振興事務所の内橋華苗主任は「高温傾向が続き、害虫、特にヨトウムシなどの発生が多く見られる。早めの病害虫防除の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。 

 今後は、花芽ができてから出蕾(しゅつらい)までは、窒素とカリウムの要求性が高くなるため、窒素・カリウムを中心に追肥するよう促しました。黒すす病は、高温・多湿で発生しやすいため、定植後30日ごろに薬剤防除をすることなどを伝えました。

 同部会は、ブロッコリー「おはよう」「サマードーム」を主力に、部会員96人が約40ヘクタールを栽培。出荷は10月中旬から始まり、12月下旬まで続く予定です。