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JA・組合員活動
成熟葉3枚 残して出荷を
2020.12.14
JAおやまネギ部会は11月26日、JA北部集出荷所で秋冬ネギ目ぞろえ会を開いきました。部会員や関係者約30人が、出荷最盛期を向かえる秋冬ネギの規格を確認した。市場関係者が販売情勢を報告。他産地の出荷状況から、年内は品薄が続くことが予測されるとして年内出荷を呼び掛けました。
目ぞろえ会では、A2LやALなど、六つの規格ごとに並べられた現物を手に取り、葉曲がりや、根の切り方、むき方などを確認し、市場関係者と意見を交換した。芯を除いた成熟葉を3枚残して出荷することや出荷当日に根切りや皮むきなどの調製をすること、出荷形態、根切り・箱詰めなどの調製について細かく申し合わせました。結束の位置は、上から10センチ、下から3センチ(指2本分)のところで2ヵ所結束することを徹底しました。
栃木県下都賀農業振興事務所の豊田明奈主任は、今後の管理について説明。「8、9月は高温乾燥でアザミウマ類、ヨウトウムシ、ハモグリバエが多発したので今後の病害虫防除に努め、有利販売に繋げてほしい」と話しました。また、ねぎ黒腐菌核病の対策として①土壌水素イオン濃度(pH)の矯正②緑肥作物の活用③太陽熱消毒の実施-などを呼び掛けました。