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JA・組合員活動

抑制キュウリ本格化 鮮度保ち販売有利に

2024.09.13

抑制キュウリ本格化 鮮度保ち販売有利に

 JAおやま管内で抑制キュウリの出荷が始まり、JA南部・北部きゅうり部会は9月3日、東部選果場と北部集出荷所で抑制キュウリの目ぞろえ会を開きました。抑制キュウリの有利販売に向けて出荷要領や規格を確認し、意識統一しました。

 東部選果場は15人、北部集出荷所は13人の部会員や関係者らが参加しました。

 出荷当日の収穫を原則に、前日夕方に収穫したものはコンテナの中にぬらした新聞紙を入れて鮮度を保つなど、品質の管理を徹底します。なり元の切り口は2~5ミリ程度残し、表面の汚れを丁寧に取ることなどを申し合わせました。

 市場関係者は「暑さの影響を受け、東北などの他産地は例年より早い切り上げになるため、9、10月はJAおやま産を大きな柱として有利販売に努めるので、より良いものを1つでも多く出荷してほしい」と話しました。

 きゅうり部会の大島一仁部会長は「いよいよ抑制キュウリの出荷が本格的になる。品質管理を徹底して高品質なキュウリを出荷し、売り上げに反映できるよう頑張ろう」と呼びかけました。

 部会は、64人が約12.3ヘクタールで品種「まりん」「ニーナ」などを栽培。栽培講習会や現地検討会を定期的に開き、部会一丸となって高品質栽培に取り組みます。9月から12月まで目標出荷量約555トンを県内、京浜、東北地方の市場に出荷します。