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JA・組合員活動

抑制キュウリ水十分に 高温対策を徹底

2023.09.01

抑制キュウリ水十分に 高温対策を徹底

 JAおやま北部きゅうり部会は8月21日、小山市と下野市の園地2ヵ所で抑制キュウリの現地検討会を開きました。生産者、栃木県下都賀農業振興事務所の関係者ら約15人が参加し、病害虫防除や管理のポイントを確認しました。
 埼玉原種育成会と同振興事務所が栽培管理を指導しました。しばらく高温が続く見通しのため、十分なかん水と散水や葉水を促しました。
 同社の有馬寛人さんは「摘心が遅れると実が膨らまない恐れがある。猛暑の中で管理がかなり大変だが、対応してほしい」と呼びかけました。更新型つる下ろし栽培は、摘葉を地面に近い位置から行い、株元に光を入れるよう、遮光に気を付けることが重要だと伝えました。
 同振興事務所の須藤隆太技師は「病害虫防除はハウス内に虫が入る感染経路を点検し対策してほしい。農薬などは抵抗性を意識してローテーション散布をこころがける」と促しました。
 同部会は30人が主力品種「ニーナ」「まりん」などを約6ヘクタールで栽培。8~11月まで京浜方面に出荷します。