ＪＡおやまは１月１０日、２０２２年度栃木県農業士に小山市内の田波哲也さんが認定されたことについて、ＪＡ本店で報告会を行いました。
　同市でイチゴ生産者への農業士の認定は、２０１５年度以来となります。
　田波さんは、イチゴを主体に水稲などの複合経営を行います。２０１０年に両親の経営を継承。２０２３年は「とちおとめ」「スカイベリー」「とちあいか」を合計３７アール作付けします。
　ＪＡおやまいちご部会やスカイベリー研究会、小山市農業青色申告会で役員を務めるなど地域農業の振興に貢献。現在は、就農準備校とちぎ農業未来塾の研修生の実地研修を受け入れる他、新規就農塾推進協議会の新規就農研修の指導者として活躍しています。
　田波さんは「農業が持続的に発展していくには若い農業者の育成が大切。これからも農業を次世代につなげていけたらと思う」と抱負を語りました。
　渡邉文雄組合長は「５年、１０年を見据え、田波さんのように農業士に認定される方が続くようにＪＡもバックアップしていきたい」と話しました。