小山市の小中一貫校・絹義務教育学校の９年生は１２月２日、同校で本場結城紬（つむぎ）の着心地体験を行いました。
　体験は本来７年生が体験する活動ですが、コロナ禍を経て２年ぶりに復活し、今年は７～９年生が体験することになっています。
　着付けボランティア講師の福田悟子さんらが、男女各１人の生徒をモデルに着付けを施し、性別によって作りや着方が異なることを説明しました。生徒は色とりどりの結城紬を身にまとい、うれしそうに着付けを体験しました。
　生徒らは「こんなに軽くて温かいなんてびっくり」「結城紬を着る機会はとても貴重」と笑顔で話しました。
　齋藤真樹校長は「これまで学んできた結城紬を実際に着て、着心地や感触などを楽しんでもらいたい」と話しました。