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JA・組合員活動
県養蚕産地育成協が総会
2024.05.23
栃木県養蚕産地育成協議会は5月2日、JAおやま本店で第13回通常総会を開きました。
2023年度は、6戸の生産者で県全体の38%を占める約3.3トンの繭を生産しました。1戸当たり平均繭生産量は約500キロ。解除率(=操糸を行う際に繭層から繭糸が離れる状態)は、春・晩秋蚕期は、86~95%の5A格の好成績で、良質の繭が生産されました。
2024年度は、生産量目標3トンに向けて、①蚕業技術員の認定および養蚕産地技術指導業務の委託②技術指導・情報提供による県協議会推進と、蚕糸・絹業提携グループの繭生産体制の強化③技術マニュアルおよび技術指導計画策定、蚕糸関係機関との連携-を図ります。
協議会の杉山清司会長(JAおやま専務)は「農業を取り巻く環境は、厳しい状況下にあり、特に生産エネルギーをはじめ、肥料・農薬等を含む生産資材の高騰などの影響を受けている。この状況から脱出することを深く受け止め、各関係機関・団体との連携強化を図り、生産者が安心して繭生産に取り組むことができる環境づくりに努めたい」とあいさつしました。