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JA・組合員活動

蚕が上蔟迎える 温度管理丁寧に

2023.06.14

蚕が上蔟迎える 温度管理丁寧に

 JAおやま養蚕部会の五十畑茂部会長が飼う、今年度初の蚕が上蔟(じょうぞく)を迎えました。
五十畑さんは6月5日、格子状のまぶしと呼ばれる蚕の部屋へ移す上蔟をしました。蚕は5月18日に配蚕され、3齢で受け取った約18万頭の春蚕繭の「春嶺鐘月(しゅんれいしょうげつ)」は熟蚕へと成長し、上蔟の段階に入りました。
 蚕は気温が20度以下になると、糸を吐くのをやめるため、温度管理が重要だ。日中は風通しを良くして扇風機で風を当てるなど、細やかな管理をします。
 五十畑さんは、養蚕と露地野菜に主力に夏は養蚕、秋~春はゴボウ、春ダイコンの複合経営をしています。
 五十畑部会長は「順調に生育している。今年度もいいスタートを切れそうだ」と笑顔で話しました。