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JA・組合員活動
蚕のお迎え式 児童が興味津々
2019.06.03
小山市の小山第一小学校は5月下旬、「蚕のお迎え式」でJAおやまの稚蚕飼育所で育てた蚕を迎えました。「蚕のお迎え式」では、飼育から繭、養蚕業について学びました。
同校として初めての試み。以前の勤務先で「養蚕の授業」に携わっていた椿和子教諭が昨年着任した同校でも、児童に県内一の生産量を誇る養蚕を知ってもらおうと企画した。3年生53名が初めての蚕に興味津々で熱心に授業を聞いていました。
産卵から繭になるまでの様子や、蚕を育てる時の最適な温度や湿度や注意点などを説明しました。「繭一つ作るのにどれほどの糸をはいているか」というクイズに多くの児童は「100メートルほど」と回答しました。しかし正解が「1200メートル~1400メートル」と解説すると、児童は驚き、蚕についてより感心を高めていました。
授業終了後、JAの稚蚕飼育所から持ち込んだ蚕を、児童が熱心に観察した。同校を含め5校の学校に蚕を配布。今後、児童が桑の葉を与えて飼育・観察します。