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JA・組合員活動

食と農 現場で学ぶ 稲刈り体験 青年部も指導

2020.10.07

食と農 現場で学ぶ 稲刈り体験 青年部も指導

 JAおやま青年部生井地区の盟友を含めた「下生井小田んぼの学校」の実行委員会は9月18日、同地区の圃場(ほじょう)で、5月下旬に田植えをした、昨年11月に皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗(だいじょう)祭」で使われた県オリジナル品種「とちぎの星」を収穫しました。同実行委員会長の池貝孝雄さんをはじめ、青年部、小山市立下生井小学校の5年生9人の他、JAおやまの担当職員らが参加しました。

 池貝会長をはじめ、青年部生井地区の盟友から熱心に指導を受けながら、鎌を使って一生懸命刈り取りました。児童らが刈り取った米約30㌔は、児童の目の前でコンバインで脱穀。その後、児童はコンバインに乗せてもらい機械刈りも経験しました。

 児童は「田植えも今日の稲刈りも楽しかった」「お米がどうやってできるのか知ることができた」「稲の刈り取りは、思ったより力が必要だと感じた」と笑顔を見せました。

 同校の上野敏晴校長は「地域の方々と一緒に田植えから稲刈りまでの米の作り方を経験するのは、子どもたちにとってとても貴重だ。米一粒一粒の重みを感じながら、地域環境にも目を向けてもらいたい」と話しました。

 池貝会長は「実際に米作りを体験することで、食の大切さを感じてもらえたのではないか。地域活性化に向け、積極的にこのような活動を行っていきたい」と意気込みを語りました。