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JA・組合員活動
イチゴの盗難防止へ 出入り口施錠必ず
2024.12.16
JAおやまと管内の警察署などは12月4日、出荷を迎えた農作物の盗難を防ぐため、イチゴ農作物防止パトロールを実施しました。JAや栃木県下都賀農業振興事務所、小山、下野両警察署、市町、いちご部会関係者ら約30人が参加。4班で小山市、下野市、野木町などのイチゴハウスを巡回しました。
小山警察署生活安全課の手塚芳夫警部補は盗難防止対策を説明。①圃場(ほじょう)の出入り口を南京錠などで施錠する②圃場周囲に警報センターを設置する③圃場付近に防犯カメラを設置するーなど促しました。
農機・農業施設の盗難被害も相次ぐことから、農機の鍵を抜くことや納屋、倉庫に農機を格納し、ハンドルロックを活用することなどを呼びかけました。
JAいちご部会の関寿雄部会長は、今年2月ごろに自身もイチゴの盗難被害にあいました。農作物の盗難は、収穫間近の農作物を盗られるだけでなく、ハウス内を荒らされるため、生育徒長や苗などにも影響を及ぼし、出荷にも大きく影響します。被害後、関部会長は防犯カメラやセンターライトを設置し、盗難防止対策を徹底しました。
関部会長は「丹精して作ったイチゴが盗難被害に遭うことは悲しく、ショックである。パトロールなどの活動は、農作物盗難の防止、抑止にもつながり、心強い。農作物を盗難する人がいなくなり、安心して栽培できる環境になればうれしい」と話しました。
JAは、来年2月ごろにもパトロールを予定しています。