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JA・組合員活動
イチゴ本格化 作業は消費者目線で 満杯詰め基本
2024.11.21
JAおやまいちご部会は11月8日、西部集出荷所で2025年産イチゴ「とちおとめ」「とちあいか」の目ぞろえ会を開きました。部会員、関係者ら74人が参加し、販売情勢や出荷要領や規格を確認しました。
年内は決められた各カラーチャートに合わせて熟度を統一することや、各規格とも満杯詰めを基本とすることを共有しました。未熟果、過熟果、傷み果などの異物混入の防止を徹底することなどを申し合わせました。
部会の担当者からは「消費者の立場に立って、商品作り・満杯詰めを意識して、選果・選別などの作業に取り組んでほしい」と呼びかけました。
市場関係者らは「猛暑などの影響で果実類は大きな被害を受けているため、イチゴの出荷を消費者は期待している。異常気象の影響で病害虫や猛暑で栽培管理にご苦労されたと思うが、生産者の技術を信頼している。高品質を出荷してくれるという信頼を2025年産でもお願いしたい」と話しました。
部会は、生産者101人が「とちおとめ」約4.6ヘクタール、「とちあいか」約20.5ヘクタールを栽培。検討会や講習会を開き、高品質な生産に努めます。出荷は10月21日から始まり、来年5月まで京浜地方や県内に出荷します。