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JA・組合員活動

イチゴ栽培 体験に2人

2024.10.01

イチゴ栽培 体験に2人

 JAおやまは9月14日、2025年度のイチゴの研修生受け入れを目指し、イチゴ栽培の体験会を開きました。県内から2人が参加。JAいちご部会の生産者のハウスでイチゴ苗の定植体験と見学をしました。

 JAは農業の担い手になる農業経営者を育成・支援する「JAおやま新規就農塾」推進協議会を2022年4月に設立。県、市町、農業委員会、JAが会員となり、新規就農者の募集や研修会を開き、1年間の研修で就農を支援します。

 体験会に参加した2人は生産者に教わりながら、それぞれイチゴ苗約100本を約1時間かけて定植しました。

 協議会の山﨑輝明会長は「担い手不足・育成は地域農業を守っていくためにも重要な課題である。持続可能な農業を目指して、新規就農者のサポートに取り組んでいきたい」と話しました。

 体験会のハウスでイチゴ栽培している中島英樹さんは「イチゴの生産者も高齢化にともない減ってきている。若い人が体験を通じ、農業に興味を持ってくれることはうれしい。新規就農者として仲間になってくれたらさらに喜ばしいことだ」と話しました。

 参加者は「母親の実家が農業を営んでおり、農業に携わりたいと考え、今回の体験会に参加した。定植は初めての体験で、とても勉強になった。少しずつでも学び、就農できたらと考えている」と話しました。

 今後は、イチゴのパック詰め体験会の実施や、受け入れ農家の研修などを予定しています。