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JA・組合員活動

キウイ生育確認 発育枝は間引いて

2024.07.16

キウイ生育確認 発育枝は間引いて

 JAおやまキウイ部会は6月21日、小山、下野、結城各市の園地7カ所でキウイフルーツの現地検討会を開きました。部会員ら14人が参加し、11月下旬の初を出荷に向けて生育状況などを確認しました。

 各園地の一定の面積で「何個実を付いているか」を調べ、日なたと日陰の果実を採取し、大きさなどを測定しました。栃木県下都賀農業振興事務所の清水ひばり技師は、新梢(しんしょう)管理や病害虫防除の注意点を説明しました。

 過繁茂は病害虫の増加や落葉の助長、同化作用の低下による果実の肥大不足といった障害をもたらします。このため、来年の母枝として使う以外の発育枝は間引きます。

 梅雨時期に降雨日数が多く、結果母枝に果梗を残したり、園地に剪定(せんてい)枝を放置している園地は果実軟腐病が発生しやすい。昨年の果梗と巻きづるを除去し、粗皮削り、剪定枝の園地外への持ち出しなどを徹底するよう呼びかけました。

 神田賢二部会長は「突風や台風など風の影響を大いに受ける。しっかり対策・対応し、高品質な出荷に向けて頑張ろう」と話しました。

 部会では、17人が約7.3ヘクタールで「ヘイワード」などを栽培します。11月下旬から来年3月まで県内や京浜、東北地方に出荷します。