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JA・組合員活動

キウイ軸に品目多彩

2023.11.22

キウイ軸に品目多彩

 JAおやま産のキウイフルーツは晩秋から冬にかけて出回ります。JAキウイ部会は18人の生産者が7.3ヘクタールで栽培。年2回の現地検討会では、部会員全ての圃場(ほじょう)を確認して、着果肥大状況等を見て回ります。

 キウイ部会の部会長になった神田賢二さんは約7年前に就農。就農前は、北軽井沢で仕事と4人の子育てしていたが子育てが一段落し、農家である実家を継ぎ早めに父から教えを乞うため、今までの仕事とは全く異なる農業に就きました。

 キウイフルーツは、「ヘイワード」を妻と2人で13アール栽培しています。1、2月に剪定(せんてい)し、3月に元肥をやります。5月上旬に人工授粉を行い、実が付いたら摘果。初夏から秋にかけて、除草作業や農薬散布をします。11月上旬から中旬までに収穫をし、約2か月間、予冷庫で保管。その後、海外からの輸入品が少なくなる1~3月に出荷をします。

 本年度から賢二さんは園地を増やしました。キウイフルーツは、つる性果樹のため、棚の上につるを生やし、枝を張って栽培。木を植えてから4、5年たたないと収穫できません。そのため、木が育つまで園地にさまざまな作物を栽培し、出荷しています。今年はホウレンソウ栽培にも挑戦。しかし「猛暑や干ばつ、害虫の影響で思うように栽培できなかった」と振り返ります。

 賢二さんは、近隣の直売所にも農産物を出荷。毎日取れたてを直売所に出荷しています。さまざまな農作物や栽培方法に挑戦することで学びも多く、視野を広げていくことが賢二さんの楽しみになっています。今後もキウイフルーツ栽培を軸に、多様な農産物栽培に挑戦していきます。