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JA・組合員活動
ネギ高温対策しっかり 現地で生育確認
2024.08.06
JAおやま国分寺地区ネギ部会はは7月30日、管内の圃場(ほじょう)2ヵ所で現地検討会と栽培講習会を開きました。高温対策や病害虫の防除について確認しました。
現地検討会では、高温で病害虫が増えているため適期防除をすることや、台風による大雨に備えて圃場の排水対策を徹底することなどを申し合わせました。
栽培講習会は、気温の上昇でアザミウマなどが発生し、発生周期の間隔が短くなる恐れがあるとして管理の徹底を求めました。ネギの生育と圃場の水分状態に合わせ、適宜に土入れや土寄せをすることを確認しました。
栃木県下都賀農業振興事務所の内橋華苗主任は、生育状況を見ながら土寄せ時に追肥をするよう説明。高温時の土寄せは軟腐病の発生を助長するため、涼しい朝夕の時間帯に実施することを促しました。高温傾向が予想され、害虫の早期発生と発生量増加が懸念されます。多発後の防除は難しいため、早期発見・防除に努めるように説明しました。
横山幸雄部会長は「暑い日が続くが、高温期の対策をしっかり行って高品質な出荷を目指そう」と話しました。
同部会は、12人が約11ヘクタールで栽培します。品種「名月一文字」「初夏扇」などが主力で、県内や東京都内に出荷します。