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ビール大麦 管理共有

<ビール大麦 管理共有

 JAおやまビール大麦採種部会は2月10日、県内有数の種子ビール大麦の産地である小山市豊田地区の栽培圃(ほ)で現地検討会を開きました。部会員や関係者ら34人が参加し、栽培管理や生育状況、今後の注意点などを確認しました。

 昨年12月の最低気温は平年より概して低かったが、12月下旬の最高気温は平年よりも高く推移しました。1月以降も高温傾向が続き、生育が旺盛な圃場が多い。11月中・下旬以降の降水量は平年の70%未満で乾燥が続き、茎立ち期以降への肥料の持ち越しが懸念されます。

 栃木県下都賀農業振興事務所の仲田聡副主幹は、今後の重点ポイントを説明。①異株(葉色、葉幅、草型などの違い)や漏生株を除去②麦踏は2週間程度、間を空けて実施③雑草防除-などを呼びかけました。「麦踏みは、軽量の車両で土壌水分が高い時は、土壌が固くなり生育不良を招くため避けてほしい」と話しました。

 同部会は生産者27人が約76ヘクタールで「ニューサチホゴールデン」を栽培する。出荷は7月上旬を予定します。

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