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JA・組合員活動

ブロッコリー高品質へ 猛暑対策し無事出荷へ

2023.10.23

ブロッコリー高品質へ 猛暑対策し無事出荷へ

 JAおやまブロッコリー部会は10月17日、東部選果場と北部集出荷所で、秋冬ブロッコリーの目ぞろえ会を開きました。東部会場は37人、北部会場は20人の部会員、市場関係者らが参加しました。等級ごとにブロッコリーを並べて、販売情勢や出荷規格、要領を検討しました。

 目ぞろえ会では①小まめに圃場(ほじょう)の生育状況を確認し、取り遅れがないようにする②切り口は水平に切り落とし、土、砂、汚れをきれいに拭き取る③箱詰めの際は、曲がりに注意して大きさをそろえるーなどを申し合わせました。

 舘野延男部会長は「定植時に猛暑と干ばつなどで苦労した年であったが、皆の技術で無事に出荷を迎えた。規格・要領をしっかり守り、高品質なブロッコリーを出荷しよう」と呼びかけました。

 JA園芸販売課の山崎輝明課長は「猛暑、干ばつの影響とともに肥料、資材の高騰など生産者は苦労している。厳しい状況の中で生産していることも踏まえ、販売強化してほしい」と話しました。

 市場関係者は「JAおやま産はボリューム感があると評価が高い。品質を維持したブロッコリーを1個でも多く出荷してほしい」と話しました。

 部会は生産者96人が約39.6ヘクタールを栽培します。品種は、柔らかく茎までおいしく食べられる「サマードーム」「SK9-099」など。出荷は10~12月の予定で、約475トンを県内・京浜地方に出荷します。