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JA・組合員活動
レタス安定出荷 めざし育苗学ぶ
2021.07.27
JAおやまレタス部会は7月16日、東部選果場と下野市の北部集出荷所の2ヵ所で、2021年産秋レタス栽培講習会を開きました。講習会は、育苗が難しい夏季育苗の基本を確認し、安定出荷を目指すことを目的に開いています。
講習には生産者、種苗会社、農薬メーカー、県下都賀農業振興事務所などの関係者約40人が参加。生産者は、種苗会社から初期生育の重要性と各品種の特性、栽培のポイントについて説明を受けました。
秋レタスは、高温期から初冬期の寒暖の差が大きい時期に栽培するため、管理が難しい。同事務所の坂本敏雄副主幹は①土づくりなどの事前対策②湿害対策③干ばつ対策④連作障害対策-などのポイントについて説明しました。「良品質な秋レタスを出荷するために、害虫の早期発見・早期防除、発生初期の防除を徹底するなど病害虫防除を適期に行ってほしい」と呼び掛けました。
同部会の関敦部会長は「天候が極端に変化したりしているため、厳しい栽培になる。しっかり作り上げていただければチャンスとなる。講習会を参考にして、増収につながれてもらいたい」と話しました。同部会は、94人の生産者が秋レタスを栽培している。県内・京浜方面に出荷。市場から高い評価を得ています。