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JA・組合員活動
低コスト化技術学ぶ 栃木県教員らJA、農園訪問
2024.12.10
栃木県高等学校教育研究会農業部会とJA栃木中央会は11月29日、JAおやま管内と宇都宮市で「農業・JA教育研究会」を開きました。JAおやまの園芸振興・新規就農者育成の取り組みや(株)小林菜園での省力・低コスト化を目指した大規模トマト経営の現場を訪れました。
県内の農業系高校の校長や教員、関係者ら約30人が参加しました。
(株)小林菜園は、トマト大規模経営の実現を目指し、高度環境制御技術、雇用型生産管理技術などの技術課題を実証するための大規模な低コスト耐候性ハウスを建立。低コスト化とトマトで増収する栽培技術を実践しています。同園では、県内の農業系高校を卒業した福田絢都さんが今年から社員として働いています。
現場を見学した教員らは「農業系高校で学んでおけばよかったことは何か」「規格外の農産物はどうしているのか」など、農業などで生徒が活躍できるよう支援するための質問が多く寄せられました。
同部会の部会長であり、県立宇都宮白楊高校の高野寿映校長は「JAは幅広い事業展開をしており、多くのことを学ぶことができた。今後もインターンシップや視察などを通し、県内の農業高校生に夢と希望を持ってもらえるよう努めたい」と話しました。