topics

トピックス

JA・組合員活動

促成キュウリ出荷 連携密に有利販売

2024.01.15

促成キュウリ出荷 連携密に有利販売

 JAおやまで、促成キュウリの出荷が始まりました。JAおやま北部きゅうり部会は1月9日、下野市の北部集出荷所で2024年産の促成キュウリ目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者ら約20人が参加し、出荷規格や要領を確認。生産者、市場、JA全農とちぎと連携を密に取り、有利販売に努めます。

 市場関係者が販売情勢を報告し、JAの担当職員が出荷要領を説明。現物で曲がりやねじれなどの規格を確認し、なり元の切り口は2~5ミリ程度に統一することや、キュウリの表面の汚れを丁寧に拭き取ることなどを申し合わせました。

 市場関係者は「冬場は県内産地の出荷が少ない。地産地消を重点においているため、JAおやま産のキュウリを待ち望んでいる。産地の動向を注視して販売強化に努めたい」と強調しました。恵方巻の時期を迎えるため消費量、発注量が多くなるとし、「高品質な出荷をお願いしたい」と話しました。

 北部集出荷所の星野亮男所長は「生産者は資材・燃料などの経費高騰の中、栽培に努めている。市場関係者はそのことを考慮して生産者の所得確保につなげてほしい」と要望しました。

 毛塚重男部会長は「安全・安心で高品質なキュウリであるとともに安定した出荷を目指そう」と呼びかけました。